手作りtime 南国フルーツで作るクリスマスツリー

南国暮らしをはじめて8年、今日はいつからかわが家の定番になったクリスマス料理のひと皿を紹介します。
料理といっても作り方は簡単。南国フルーツを使った一品なのでじつは切って並べるだけ。とっても簡単に作れるのに、これひと皿でクリスマス気分満点で一気にテーブルが華やかになります。ぜひ作ってみてください。

南国フルーツで作るクリスマスツリー

材料

  • スターフルーツ 1個
  • ザクロ 1個
  • キウイ 2個

用意するのは3種類の果物、スターフルーツ、ザクロ、キウイの3つだけ。
3種合計でも200バーツ(700円)以下で買い揃えることができとってもリーズナブル。タイでは12月になるとスターフルーツもザクロもスパーの果物コーナーのメインに陳列されていることが多いので、探すのも難しくありません。

まず始めにザクロの実を剥きます。実は熟したものであれば手で簡単に剥くことができます。ざくろは元々熟すと自然と裂け落ちるという特徴を持っているので、包丁を使うのは先端の尖ったヘタをカットする時のみ。後は実の繊維に沿って手で開くようにしてもぎります。
実は繊細なので爪があたるとすぐに破れてしまいます。慣れないうちは水を張ったボウルの中で優しく粒を離すように取ると簡単ですが、慣れてくると水を使わず指の腹だけで破かずに取れるようになります。よく熟したもののほうが簡単に実が外れるので購入する時はできるだけ実が赤くて熟したものを購入してください。

ザクロの食べ方
ざくろの実の剥き方

指で取ってみるとよくわかるのですがザクロの実は、じつはとうもろこしの実のようなつき方をしています。
とうもろこしは実が軸の外側についてますがザクロは実が内側についている感じ、と言えば想像しやすいでしょうか?とうもろこしの実を外す時の感覚を思い出してください。ザクロの実を外す時もあの感覚に似てて、実がホロホロと綺麗に外れた時の達成感はクセになりますよ。

ザクロの実はよく宝石のガーネットやルビーに例えられますが、本当キラキラしてて綺麗ですね。
私は職業上、常日頃からそれらの宝石を目にしていますが正直宝石よりも綺麗かも…と思う時もあるぐらいです。というのも天然の石にはインクルージョンと呼ばれる内包物や小傷があることがノーマルなので、真っ新で美しいだけの石というのは天然ものにはないんです。あるとすればそれは人間が科学の力で作りあげた合成の石。宝石業界では天然の美しさというものは傷が伴うことは当たり前でむしろ傷や内包物があることが本物の証ともされています。ですからザクロのように真っ赤で透明な石を目にすることはめったにないんです。

ザクロは見た目の華やかさだけでなく栄養満点の果物です。
実はポリフェノール、ビタミン類など女性に必要な栄養素が豊富に含まれているので、無機質なサプリに頼るよりも果物から五感を刺激することで満足度もあがります。栄養だけ取れればいいなんておもしろくないでしょ。一日3食プラスフルーツ習慣、ぜひ始めてみてください。次に用意するのはスターフルーツ。

スターフルーツはその名の通り、星型がとってもかわいいフルーツです。
どこを切っても星、星、星…もう可愛すぎます!

スターフルーツは今回のクリスマスを飾るひと皿にとても重要な役割を果たします。
厚めの輪切りにカットして星の形が一番きれいなところをひとつ選んでおいてくださいね。

最後にキウイを輪切りにカットしたらあとは並べるだけ。フルーツ・クリスマスツリーの完成です!

スターフルーツの食べ方切り方
南国フルーツで作るクリスマスツリー

フルーツをカットして並べただけでこの可愛さ!
クリスマス料理と言えばオーブン料理やケーキを焼いたり時間と手間のかかるものが多いですが、これは切って並べるだけなので子供でもお手伝いできます。このひと皿があるだけでテーブルが華やかになるのでぜひ皆さんもトライしてみてください。そうそう、クリスマスツリーの幹はキウイの皮を使います。皮を剥くときに太めに一枚用意しておくのを忘れないでくださいね。

海外で暮らして8年。
南国暮らしの醍醐味は何かと聞かれたら、やっぱりこの地で育った果物を旬の時期に美味しくいただけることだと思います。紹介したフルーツは日本でも買うことができますが、タイより値段が高くなってしまいますし、日本で買えるものはほとんどが輸入品です。果物はやっぱり鮮度が命!タイの新鮮なフルーツの美味しさを知ったら毎日フルーツを食べずにはいられません。

皆さんもぜひクリスマスに作ってみてくださいね。

ブログをメールで購読

メールアドレスを登録するとブログ更新のお知らせがメールで届きます

1人の購読者に加わりましょう